検査概要

ユーザ自身が
検査手続を行う方法

検査場で行う検査には、現在使用中の自動車の有効期間を更新する継続検査(車検)と、ナンバーが付いていない自動車が受ける新規検査並びに長さ、幅、高さ、形状などが変更となる改造を行ったときに受ける構造等変更検査があります。

継続検査(車検)の場合は、全国のどこの検査場でも受けることができますが、新規検査と構造等変更検査は、使用の本拠の位置(車庫)を管轄する検査場でなければ受けることができません。

検査時に必要となる費用は、検査手数料の他に付帯する諸経費(税、保険)があります。
詳しくは検査手数料と諸経費をご確認ください。

自動車の使用者(ユーザ)が
行う継続検査(車検)の手続き

  • 定期点検整備

    自動車点検基準に基づき点検・整備を実施してください。自分でできない項目は、最寄りの整備工場に依頼してください。(定期点検整備の時期は検査の前後を問いません)

  • 点検整備記録簿

    点検整備記録簿に点検・整備の作業内容を記録簿のチェック記号に従って記載してください。整備工場で実施した項目については、その工場で作成してもらってください。

  • 検査の予約

    受検の予定が決まったら、最寄りの検査場に検査の予約をしてください。
    予約は、受検日の2週間前から受け付けています。また、継続検査(車検)は、全国どこの検査場でも受けられますので予約がとれない場合は他の検査場での受検もご一考願います。

    • 限定自動車検査証提示による再検査を検査場で受検する場合は、予約不要です。
  • 検査申請書類

    継続検査(車検)に必要な次の書類を準備
    してください。
    以降の書類は、運輸支局等の窓口
    や検査場近くの行政書士の事務所等にて
    検査当日でも入手できます。

    1. 自動車検査証
    2. 自動車税納税証明書
      • 原則不要(地⽅税のシステムに反映されるまで相応の⽇数を要する場合があり、確認できない場合は、従来通り証明書の提⽰が必要になります)。
    3. 点検整備記録簿
    4. 自賠責保険(共済)証明書
    5. 自動車重量税納付書・印紙
    6. 継続検査申請書(3号様式)
    7. 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙
  • 検査受付

    検査当日、検査申請書類を受付窓口に提示して予約確認および書類の内容の確認を受けてください。
    検査に不慣れな方は、検査コース入場前にコースの見学をされるようお奨めします。その他ご不明の点は、窓口の検査官におたずねください。

  • 検査の実施

    検査コースに入場する際には、荷物を降ろし、ホイールカバー等の付加的なものは、前もって外しておいてください。なお、車両の重量を測定する検査(構造等変更検査等)の場合は、スペア・タイヤや工具等も降ろしてください。
    検査コースでは、案内表示に従い、アクセルとブレーキの操作に注意の上で受検してください。

  • 検査結果の確認
    1. 合格の場合:有効期間の更新

      継続検査受付窓口に次の書類を提出してください。

      • 自動車検査証
      • 自動車税納税証明書(※省略できる場合があります。)
      • 点検整備記録簿
      • 自賠責保険(共済)証明書
      • 自動車重量税納付書・印紙
      • 継続検査申請書
      • 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙
    2. 新しい自動車検査証および検査標章(ステッカー)が交付されます。受け取ったら内容を確認し、新しいス
      テッカーをフロントガラスに貼り付けてください。なお、旧ステッカーは剥がしてください。

    3. 不合格の場合:点検・整備

      不合格項目を再度点検し、整備を行います。点検・整備実施後、再度検査コースに戻り検査を実施します。実施後は「検査の実施」へ戻ります。

  • 終了

    自動車は道路運送車両の保安基準に適合した状態でなければ運行できません。車両の安全確保、公害防止のため確実な点検・整備を励行しましょう。

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